(単位:件、%)
| 平成30年度 | 令和元年度 |
県 (対前年度比) | 2,692 (▲10.6) | 2,879 (+6.9) |
市町 (対前年度比) | 4,711 (▲9.7) | 4,782 (+1.5) |
合計 (対前年度比) | 7,403 (▲10.0) | 7,661 (+3.5) |
2 相談の特徴
(1) 身に覚えのない請求や利用した覚えのない料金を請求される「不当・架空請求」に関する相談は減少しましたが、依然として相談件数が多くなっています。
平成30年度 1,217件 → 令和元年度 714件 【資料2-1参照】
(2) 「健康食品」及び「化粧品」に関する相談が前年度に引き続き増加しました。このうち、お試しのつもりが定期購入になっていたという相談が多く寄せられており、特に20歳未満の方からの相談のなかで3分の1を占めています。 【資料2-2参照】
健康食品 平成30年度 327件 → 令和元年度 459件
化粧品 平成30年度 175件 → 令和元年度 263件
(3) 「運輸・通信サービス」に関する相談の中で、小中学生のスマホ利用によるオンラインゲームの高額課金や情報商材に関する相談が増えてきています。
(4) 2月末頃から新型コロナウイルス感染症の影響で、旅行や結婚式等のキャンセル、マスクや消毒液の品薄等に関する相談などが98件寄せられました。
(5) 年代別に見ると、60歳代を除き全ての年代で相談件数が増加しており、依然として70歳以上の相談件数が最も多くなっています。【資料2-3、2-4参照】
3 相談件数の多い商品・役務(上位10位)
(単位:件、%)
| 商品・役務名 | 平成30年度 | 令和元年度 | 対前年度比 | 備考 |
1 | 運輸・通信サービス | 1,439 | 1,330 | ▲7.6 | アダルト情報サイト、情報商材など |
2 | 金融・保険サービス | 916 | 887 | ▲3.2 | 多重債務、クレジットカードなど |
3 | 商品一般 | 1,061 | 854 | ▲19.5 | 不審な電話・メールなど |
4 | 食料品 | 497 | 597 | +20.1 | 健康食品、サプリメントなど |
5 | 保健衛生品 | 303 | 442 | +45.9 | 化粧品、マスクなど |
6 | 教養娯楽品 | 397 | 430 | +8.3 | スマートフォン、パソコンなど |
7 | レンタル・リース・貸借 | 253 | 329 | +30.0 | 賃貸アパート等の敷金・家賃など |
8 | 他の役務 | 325 | 316 | ▲2.8 | 役務分類に属さないサービス |
9 | 保険・福祉サービス | 234 | 301 | +28.6 | 医療、年金など |
10 | 被服品 | 215 | 250 | +16.3 | 紳士・婦人服、アクセサリーなど |
3 資料
1 消費生活相談件数の推移
2-1 不当・架空請求に関する相談件数の推移及び不当・架空請求に関する年代別の相談割合(令和元年度)
2-2 定期購入に関する相談件数の推移及び年代別の相談割合(令和元年度)
2-3 消費生活相談の年代別件数の推移
2-4 令和元年度 年代別相談件数の割合構成比
県や市町の相談窓口では、専門の相談員が消費トラブルに関するアドバイスや業者とのあっせん交渉を行っています。一人で悩まずに、まずはご相談ください。 〇佐賀県消費生活センター TEL:0952-24-0999 〇消費者ホットライン TEL:局番なし188(お近くの相談窓口につながります。) |