令和2年6月16日に国土交通省から提案があった「5つの整備方式の全てに対応できる環境アセスメントの手続」については、提案当日及び7月15日に、佐賀県として同意できない旨を回答しました。
その上で、同省は、7月末まで回答を待つとされましたが、回答期限までに本県が提案を受け入れなかったことを受け、同省が目指す着工時期を前提に「23年度着工見送りへ」「23年度着工を断念」などといった見出しで報道されています。
西九州ルートについては、新鳥栖-武雄温泉間は在来線をそのまま利用することで長崎県やJR九州等の関係者で合意し、武雄温泉-長崎間の着工に至っています。
新鳥栖-武雄温泉間について、その整備はもとより、ルート、着工時期、開業時期についても、決まったことや関係者で合意したものは一切ありません。