令和4年度「スクール読書チャレンジ運動」の入賞校を決定しました
佐賀県では、自主的で創意工夫に満ちた読書活動の推進を図る取組の一環として、平成28年度(2016年度)から県内の学校を対象とした「スクール読書チャレンジ運動」を実施しています。
この運動は、県内の学校に対し、アイディアあふれる読書活動の取組を公募し、優れた取組を表彰するものです。
今年度は、県内16校(参加者計:3,988人)から応募があり、その中から、下記のとおり入賞校を決定しましたので、お知らせします。
また、応募いただいた各校の取組については、「スクール読書チャレンジ運動実践事例集」として取りまとめ、県ホームページで紹介します。
記
入賞校
【最優秀賞】(1校)
○佐賀市立勧興小学校
取組宣言 めざせ図書館マスター!!図書館へ行こう!楽しもう図書館!活用しよう図書館!
<主な取組> ・書架の並び替え、学級文庫の各学級への配置など図書館環境の整理。 ・分類番号についての学習の実施。 ・図書委員会が主体となった図書館まつりと図書館の運営。感染症対策を行ったうえでのイベントを図書委員で考案した。 <審査員の評価> ・図書館・読書改革が行われた素晴らしい取組である。 ・配架の見直しや整備を行い、利用しやすい図書館づくりが行われている。 |
【優秀賞】(2校)
○佐賀市立中川副小学校
取組宣言 「楽しむ読書」から「深める読書」へ
<主な取組>
・貸出冊数に応じてリンゴの色が変わる「どくしょの実」と名前札の位置が変わる「どくしょロケット」による貸出冊数の把握。 ・読書支援としてのリーディングトラッカーの貸出や配布の実施。 ・10冊読む毎に「どくしょのきろく」に感想を書き、おすすめの本として掲示。 ・新聞の記事を掲示するNIEコーナーの作成。
<審査員の評価>
・学校の課題に応じた工夫ある取組が行われている。 ・どくしょのきろくは深める読書を目指すにはよい企画。 ・館内を最大限活用した催しや、どの学年でも楽しめる工夫がある。 |
○佐賀県立盲学校
取組宣言 全員参加で楽しもう!図書館祭り!!
<主な取組>
・児童生徒が集まりやすい場所で本を台車に乗せての移動図書館の実施。 ・サウンドクイズ、イントロあてクイズなど、図書館祭りの各種イベントの実施。 ・県立図書館による本の読み聞かせの実施。
<審査員の評価>
・学校の特色に応じたアイデアある取組が行われている。 ・図書館=本という固定観念に捉われずに自由な図書館活動が行われている。 ・サウンドクイズやイントロあてクイズは生徒に寄り添った取り組みである。 |
【敢闘賞】(10校)
○佐賀市立日新小学校
○嬉野市立大野原小学校・中学校
○佐賀市立久保泉小学校
〇有田町立有田中部小学校
○鹿島市立浜小学校
○白石町立有明南小学校
○小城市立三日月小学校
〇太良町立大浦中学校
○小城市立晴田小学校
〇佐賀県立三養基高等学校
(参考)令和4年度「スクール読書チャレンジ運動」概要
○応募資格
県内の学校(小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校)
○取組期間
令和4年4月1日~令和4年11月30日
※取組学校はエントリー票を作成し、令和4年8月31日までに佐賀県県民環境部まなび課へ提出。
※期間中の取組結果を実践報告書に取りまとめ、令和4年12月13日までに佐賀県県民環境部まなび課へ提出。
○選 考
第1次選考:まなび課職員による選考審査
第2次選考:以下の審査員による選考審査
(佐賀県県民環境部まなび課長、佐賀県読書推進運動協議会及び佐賀県公共図書館協議会長、佐賀県教育委員会学校教育課長、佐賀県総務部法務私学課私立中高・専修学校支援室長、佐賀県学校図書館教育研究会代表者の計5名)
○選考基準
次に掲げる5つの観点に基づき選考する。
(1) アイディアあふれる取組になっているか
(2) 読書の楽しさが伝わる取組になっているか
(3) 継続的な取組や将来への具体的な取組予定があるか
(4) より多くの本が活用されているか
(5) 多くの団体と連携する取組になっているか
○各 賞
最優秀賞: 1校 賞状、副賞(図書カード3万円)
優秀賞: 2校 賞状、副賞(図書カード1万円)
敢闘賞: 10校 賞状、副賞(図書カード5千円)
※なお、最優秀賞と優秀賞の受賞校に対しては、当課から賞状及び副賞の伝達を行います。