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燃料電池自動車(FCV)について

最終更新日:
 

FCVってどんな車?

 FCVとはFuel Cell Vehicle(燃料電池自動車)の略称です。

 燃料電池内で水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーで、モーターを回して走る自動車です。

 ガソリン車が、ガソリンスタンドで燃料を補給するように、燃料電池自動車は水素ステーションで燃料となる水素を補給します。

 

 

FCVの安全性

  1. 漏らさないための対策:強度、耐久性に優れた、信頼性の高い3層構造の高圧水素タンクを採用しています。
  2. 検知して止めるための対策:FCVには、いち早く水素漏れを検知するためのセンサーが搭載されており、水素漏れを検知した場合は、緊急停止専用のバルブが作動し、素早く漏れを止めます。
  3. 漏れた水素を溜めない対策:万一水素漏れが発生した場合に素早く拡散させるため、FCVでは水素タンクや水素が通る配管などを車室外に配置しています。

   ※出典:トヨタ自動車(株) トヨタ「MIRAI」の安全対策

 

 

FCVの走行時のメリット

【騒音が少ない】

 燃料電池は電気化学反応によって発電するため、内燃機関自動車と比べて騒音が低減できます。

 車内の快適さはもちろん、都市全体の騒音対策にも効果が期待されます。

 

【充電が不要】

 長時間の充電が必要な電気自動車と違い、ガソリン車と同様に短時間の燃料充填が可能です。

 また、1回の充填による走行距離も電気自動車よりも長く、将来はガソリン車と同程度になると考えられています。

 

【滑らかな加速】

 電気自動車同様、モーター駆動車ならではの滑らかな走りです。

 発進から中速度域まで、優れた加速性能を発揮します。

 

【環境に優しい】

 走行中に排出されるのは、水(水蒸気)のみです。

 地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)や大気汚染につながる窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)は、走行中には排出されません。

  ※参考:JHFC 水素・燃料電池実証プロジェクト

 

 

外部給電器を使ってFCVから電化製品に電気を供給できます

 FCVの外部給電機能を活用することにより、災害発生時には非常用電源として使うことができます。

 FCVは、被災地の外から自走して駆けつけて、一般家庭で1週間分程度、体育館では1日分程度の電力を供給することができます。

 

 ※出典:資源エネルギー庁

 

 

添付ファイル

 


 


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