全国における放射能の分布状況(水準)を把握するため、原子力規制庁が各都道府県に委託して実施しているものです。
モニタリングポストにおける放射線(空間放射線量率)の連続測定や、大気浮遊じん、降下物などの放射性物質濃度の測定分析を行っています。
空気中の放射線量の測定
水準調査用モニタリングポストを県内6か所に設置し、放射線(空間放射線量率)の連続測定を行っています。
![水準ポスト写真](3_80379_204057_up_yg1v60qy.png)
モニタリングポスト(佐賀県環境センター)
雨水の全ベータ放射能の測定
佐賀県環境センターの屋上で降雨があるごとに雨水を採集し、雨水に含まれる放射性物質の量(ベータ線)を測定しています。
![雨水枡(2)](3_80379_204072_up_v01wdis2.jpg)
雨水採集装置
環境試料中の放射性物質濃度の測定分析
大気浮遊じん、月間降下物、土壌、水、農畜産物に含まれる放射性物質の量を調査しています。
![大型水盤](3_80379_204405_up_qgwduov7.jpg)
大気浮遊じん採集の様子
原子力発電所の事故時や、北朝鮮地下核実験等の際には調査が強化されます。