万が一の原子力災害発生時に備え、原子力災害対策指針や佐賀県地域防災計画(原子力災害対策編)などに基づき、「佐賀県緊急時モニタリング計画」を定めるとともに、緊急時モニタリングを行うための機器整備やモニタリングに従事する要員の訓練等を行っています。
<関係ホームページへのリンク>
原子力災害対策‐佐賀県ホームページ
主な緊急時モニタリング用機器
電子線量計システム
大気モニタ・ヨウ素サンプラ
可搬型モニタリングポスト
環境放射線テレメータシステム
モニタリングカー・サーベイカ―
(環境放射線テレメータシステム、モニタリングカー・サーベイカ―についてはこちらへ)
電子線量計システム
緊急時の防護措置判断(避難などの判断基準)に使用するため、モニタリングポストが設置されている地域を除く防護措置実施区域の単位(5km四方
程度)ごとに1 台、計32 か所に設置しています。
電子線量計の外観
万が一の緊急時に備えた放射線モニタリング機器であることから、これまで平常時のデータ公開を行っていませんでしたが、令和3年3月から原子力規
制委員会ホームページ(放射線モニタリング共有・公表システム)で常時データ公開されています。
大気モニタ・ヨウ素サンプラ
緊急時に備えて大気中能放射性物質濃度(ベータ線)を連続測定するため大気モニタを18台、大気中放射性ヨウ素測定用の試料を連続採取するための
ヨウ素サンプラを5台、発電所周辺5~30km圏内に配備しています。
大気モニタ・ヨウ素サンプラ外観
可搬型モニタリングポスト
モニタリングポストや電子線量計が使用できない場合などに備えて整備しています。
可搬型モニタリングポスト外観