保育幼児教育アドバイザーの訪問支援とは
県保育幼児教育センター(こども未来課内)では、各園の幼児教育・保育の課題やニーズに応じて、専門的知識や豊富な実践経験を持つ保育幼児教育アドバイザーを各園に派遣し、訪問支援を行っています。
保育幼児教育アドバイザー
幼稚園、保育所、認定こども園等の実務経験がある方(園長、主任等)や学識経験者、医師、薬剤師等を保育幼児教育センターがアドバイザーとして委嘱しています。派遣依頼書の記載内容や、個別にお伺いした園の課題、保育方針をもとに、適任のアドバイザーを保育幼児教育センターが選定します。
対象施設
佐賀県内の幼稚園、保育所、認定こども園、地域型保育事業所、認可外保育施設、市町、市町教育委員会
各施設につき、原則年間3回までを限度とします。
(幼児教育・保育初任者研修、中堅教諭等資質向上研修の研修参加者が実施する園内研修への派遣はのぞきます。)
訪問日程
各対象施設が希望する日程で訪問します。
原則として、平日(月曜日から金曜日まで)の午前9時から午後5時とし、1日最大6時間です。
※ アドバイザーやセンターの都合により、時間調整をお願いする場合があります。
謝金等
アドバイザーの謝金、旅費は保育幼児教育センターが負担します。
訪問支援の種類及び流れ
アドバイザーによる訪問支援の方法は、以下の2つからお選びください
1 保育参観による助言
特定の保育者が実施する保育をアドバイザー(園長、主任等経験者)が参観し、助言します。
特別な設定保育を実施いただく必要はなく、普段の保育を見させていただきます。
■ 訪問支援の流れ
(1)普段の保育の様子をアドバイザーが参観します。
(2)参観後、ふりかえりの時間でアドバイザーが各園の保育方針を踏まえた上で、子どもとの関わりや環境構成等でよかった点、保育者の強みをお伝えします。
(助言の例)
・ 先生の〇〇という声掛けがよかったです。
・ 今日の遊びを活かし、今後〇〇という風に展開したらより面白くなると思います。
■ 当日用意いただくもの
当日の保育の日案
2 研修会への講師派遣
施設等で選定いただいたテーマ(保育現場で抱える課題)に沿って、各テーマの専門知識を持つアドバイザー(大学教授、医師、薬剤師等)が各園に出向いて園内研修を実施します。
- 乳幼児理解・保育の在り方
- 配慮を要する子の支援
- アレルギー対応
- 造形あそび
- 幼保小連携
- 感染症対策
- 保護者対応
- 食育
- 子育て支援
■ 訪問支援の流れ(例)
(1)園の様子をアドバイザーが見学
(2)見学後、アドバイザーによる園内研修での講義
(3)質疑応答への対応
※具体的な流れや当日の準備物等はセンターやアドバイザーと調整していただきます。
■ 訪問支援後にご提出していただくもの
研修の内容について「研修実施報告書」をメール等でご提出ください。
依頼方法等
以下の様式により、保育幼児教育センターまでメールで依頼してください。
訪問希望日の1か月前までに提出をお願いします。
訪問支援の依頼提出・問い合わせ先
保育幼児教育センター(こども未来課保育幼稚園担当)
メールアドレス:hoikuyouchien@pref.saga.lg.jp
電話:0952-25-7616