行政手続法、県行政手続条例について、職員の皆様の理解がさらに深まるような取組を検討してほしいです。職員の方と話した際に、残念ながら、不正確、表面的な理解をされているように思いました。
行政手続法は、行政運営の公正の確保と透明性の向上のための基本制度であり、国民、県民に寄り添った行政のためにはしっかりと理解してなければならない制度です。例えば、集合研修科目として、入庁○年目研修の必須科目とするなどご検討いただけないでしょうか。
担当課の回答(令和4年11月11日)
行政手続法・条例は、行政運営における公正の確保と透明性の向上を図るための重要な制度です。
行政手続関係の研修につきまして、現在以下の取組を行っています。
・新規採用職員対象の研修において、行政手続法・条例の説明
・県と一般財団法人地方自治研究機構で共催している、自治体職員向けの法務能力向上のためのセミナーの受講促進
・県職員が全員閲覧できる職員ポータルの中で、行政手続法・条例について説明
しかしながら、行政手続法・条例の対象となる許認可や行政処分の事務を行わない業務に長期間従事していたため、過去に研修を受けたり、業務を行ったりしていても、行政手続制度への理解や意識が薄れている職員もいると思われます。このため、職員の理解や意識が薄れないようにするには、定期的な研修も含めどのような方法が効果的か、検討するとともに、担当課としても、これまでと同様、職員からの相談に積極的に応じ、職員の理解不足の解消に努めてまいります。