■リニューアルの趣旨
佐賀県では、SAGAサンライズパークから佐賀駅を経由して、人の流れを南の中心市街地や城内エリアへと導き、まちの回遊性を高めることで歩いて楽しいまちをつくっていきたいとの思いから、佐賀駅南の4車線道路（路線名：主要地方道佐賀停車場線（都市計画道路佐賀駅下古賀線） 約200mの区間）について、佐賀駅前交流広場と一体的に活用できる広場のような歩道空間を整備することとしました。
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| 整備イメージ：JR佐賀駅南口（佐賀城口）から市街地を見た方向 | 整備イメージ：道路からJR佐賀駅南口（佐賀城口）を見た方向 |
■社会実験：佐賀駅南テラスチャレンジ
道路整備に先立ち、県では令和3年10月20日から10月31日までの12日間、「佐賀駅南テラスチャレンジ」として道路の車線を規制して、歩きたくなる道路をつくることをテーマに社会実験を行いました。
実験期間中は道路上に仮設のテラス席を設置し、キッチンカーや軒先の屋台等、仮設店舗が日替わりで24店舗出店しました。来場者に回答いただいたアンケートでは8割以上の方から良かったとの評価をいただき、「すごく楽しかった」「今後も続けてほしい」などの声が聞かれました。
【アンケートの集計結果】
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| 社会実験の様子（仮設テラス） | 社会実験の様子（仮設店舗） |
■リニューアルの内容
道路を4車線から2車線に減らし歩道幅を現在の4.5mから11.5mに広げ、親子連れや友人同士でゆったりと座ることができるベンチや、軒先には沿道店舗がテラス席を出したり、屋台などの仮設店舗を出店できるスペースを設けます。また、まちに憩いや癒しを与え、夏場には木陰をつくるイチョウ並木を整備します。
この場所を訪れる人々が思い思いの豊かな時間を過ごし、多様な活動や交流が人々を呼び込み、佐賀駅と中心市街地をつなぐ場所となることを目指して道路の整備を進めてまいります。
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| 整備イメージ（断面図：道路からJR佐賀駅南口（佐賀城口）を見た方向） |
■ウォーカブル推進計画
県では、車中心から人中心の空間に転換するまちなかの歩ける範囲における、街路・公園・広場等の既存ストックの修復・利活用を行うまちなかウォーカブル推進事業に取り組んでおり、佐賀市が策定した都市再生整備計画と連携しながら、歩いて楽しい佐賀駅周辺の整備を進めていきます。