令和5年2月28日 工業技術センター 食品工業部 担当者 吉村 直通 0952-30-8162 【E-mail】food_rds-sec@pref.saga.lg.jp |
第9回「ものづくり日本大賞」(経済産業省関係)九州経済産業局長賞を受賞します
「ものづくり日本大賞」は、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するもので、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、平成17年(2005年)から開催されています。
この度、株式会社グリーンテクノ21の5名及び工業技術センターの1名の計6名が、連名で第9回「ものづくり日本大賞」九州経済産業局長賞を受賞することになりました。
受賞案件の詳細は、下記のとおりです。
記
1 受賞名
第9回ものづくり日本大賞 九州経済産業局長賞(製品・技術開発部門)
2 受賞案件名
食品廃棄物である卵殻をアップサイクルするシステムの構築及び関連製品の市場展開
3 受賞者(敬称略)
株式会社グリーンテクノ21 5名
(下 浩史(しも こうじ)、江頭 順也(えがしら じゅんや)、松下 大伸(まつした ひろのぶ)、白川 貴博(しらかわ たかひろ)、白水 亮真(しろうず りょうま))
佐賀県工業技術センター 1名
(柘植 圭介(つげ けいすけ))
4 受賞案件の概要
食品事業者から排出された卵の殻(卵殻)を再資源化し、アップサイクル製品を自社商品として市場に展開する取組み。取組みにあたっては、次の2点が課題となりました。
(1) 卵殻の調達
(2) アップサイクル製品の開発、市場展開
※ アップサイクル:不用品や廃棄物を再利用して、以前よりも付加価値の高い商品を作り出すこと。
5 表彰式
令和5年3月2日(木曜日)
※ 場所等の詳細情報については、九州経済産業局(【参考1】参照)へお問い合わせをお願いします。
6 工業技術センターの関わり
工業技術センターでは、新技術・新製品に繋がる研究開発・技術開発を行うことと並行して、県内事業者における技術的な課題の解決支援を行っています。
本案件では、株式会社グリーンテクノ21からの技術的な相談を発端として、食品工業部長の柘植 圭介が連携して技術開発・製品開発を行っていくことにより、事業の円滑な遂行に繋がる支援を行ってきました。
【参考1】「ものづくり日本大賞」に関する参考情報
(1) 九州経済産業局からの報道発表
https://www.kyushu.meti.go.jp/press/2301/230110_1.html
(2) 第9回ものづくり日本大賞ホームページ(経済産業省関係)
https://www.monodzukuri.meti.go.jp/index.html
【参考2】株式会社グリーンテクノ21会社概要
(1) 社名:株式会社グリーンテクノ21
(2) 所在地:佐賀市鍋島町大字蛎久1539-1
(3) 設立年月日:平成15年(2003年)2月17日
(4) 代表者:代表取締役 下 浩史
(5) 事業内容:卵殻の再生処理及び再生製品の販売、卵殻膜の再生及び再生製品の販売、建築資材等の研究・開発、スポーツ用品・資材製造・卸販売、OEM受託・充填受託業務 他
(6) ホームページ:https://green-21.com
添付資料
- 案件概要 (PDF:401.8キロバイト)