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水産基盤整備事業について

最終更新日:


 新たな漁港漁場整備長期計画において、「漁業関係者等にとって、地域の将来の漁港・漁場の姿を見据えた活動が可能となるよう、漁港・漁場整備の将来像の『見える化』の推進」が掲げられました。

 この一環として、佐賀県が実施している漁港・漁場整備事業の実施内容を公表します。

 

・水産環境整備事業

 産卵親魚の成育に適した環境整備を進めるべく、餌料培養効果のある増殖礁を玄海沖合域に整備し、対象魚種の生活史を踏まえた対策による広域的なネットワークを形成することで、玄海地区の水産資源の維持・回復を図る。


 

・水産生産基盤整備事業

 浅海域における漁場、藻場・干潟、養殖場と密接に関連する漁港の一体的な整備とともに水域の環境保全対策を総合的に実施することによって、水産資源の維持・増大と水産物の生産機能の確保を図り、もって、水産資源の持続的利用と漁業者のニーズに的確に対応した水産物の安定供給体制の構築に資することを目的とする。

・漁港施設機能強化事業

 大規模地震の発生危険地域や過去に津波被害が発生した地域等において、漁港及び背後集落の安全確保のための避難施設・避難路の整備、地震・津波に対応した外郭・係留施設の機能強化を推進する。

 

・水産物供給基盤機能保全事業

 漁港施設の老朽化とともに更新を必要とする施設が増加してきていることから、管理を体系的にとらえた計画的な取り組みにより、漁港施設の長寿命化を図りつつ更新コストの平常化・縮減を推進する。



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