「さがデジタルサポーター」制度について
行政のオンライン手続きの進展やスマートフォン等のデジタル機器の普及により、社会のデジタル化が急速に進む中、誰一人として、そのデジタル社会から取り残されないよう、情報格差(デジタルデバイド)対策を行っていく必要があります。
県では、一人ひとりに寄り添い、デジタルの恩恵を享受するためには、より多くの人に、そして、より身近な人に、継続的な取組が必要であると考え、専門講師による研修やフォローアップ支援を通して地域住民の方をデジタルサポーターとして養成し、地域のデジタル化を進めることとしています。
「さがデジタルサポーター」とは?
「さがデジタルサポーター」は、それぞれの地域で、住民の方からのスマートフォン操作の簡単な相談に対応したり、使い方を教える活動を行っていただいたりする方です。
◎ 今後、研修を経て、「さがデジタルサポーター」が認定されると、このホームページで市町ごとの認定者数を公表する予定です。
「さがデジタルサポーター」になるためには、県が県内の市町と共同して開催している「さがデジタルサポーター養成研修」を受講いただき、研修の課程を修了し、認定される必要があります。
● さがデジタルサポーター養成研修の情報
さがデジタルサポーター養成研修は、以下の2コースあります。
「基本コース」…スマートフォンの基本操作を1対1で教えることを目標としているコースです。
「発展コース」…基本コースの内容に加えて、小規模の集まりでスマートフォンの基本操作を教えることを目標としているコースです。
令和5年度は、佐賀市(8月上旬)、多久市(9月下旬)、みやき町(11月)で、各10名の定員で開催します。詳細については、募集チラシをご覧ください。
現在募集している研修の募集チラシは、こちら(令和5年度さがデジタルサポーター養成研修) (PDF:1.59メガバイト)です。
現在募集している研修の応募フォームは、こちら(外部リンク)です。
また、2次元バーコードからもアクセスできます。
また、研修を修了して、「さがデジタルサポーター」に認定された方には、「認定証」が発行されます。
「さがデジタルサポーター」に講座を開催してほしいときは?
お住いの地域やコミュニティーで、「さがデジタルサポーター」にスマホを教室を行ってほしい等の要望がある場合には、佐賀県 行政デジタル推進課にご連絡ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q さがデジタルサポーター養成研修とは、どのような研修ですか。
A 家族や所属するコミュニティのメンバーなど身近な人で、スマートフォンの操作を始めとしたデジタルの活用に困っている方に教えていただく先生になってもらうため、教え方を学んでいただく講座です。
Q 研修の応募要件はありますか。
A 応募要件はありません。次のことを満たす方のご応募をお待ちしています。
・スマートフォンで電話、メール、カメラ、地図アプリなどの基本操作ができる
・人に教えることがすき
・SNS(LINEなど)を使用している
・スマートフォンでキャッシュレス決済を使用している
Q 居住地以外で開催される研修に応募できますか。
A 居住地以外の開催地でも応募可能です。応募者多数の場合は選考させていただきます。
Q 研修の参加費はかかりますか。
A 参加費はかかりません。
Q 基本コースと発展コースの違いは何ですか。
A 基本コースは3日間、発展コースは5日間開催します。
基本コースは家族や所属するコミュニティ内の人に尋ねられたときなど、1対1で教えられることを目標としたコースです。
発展コースは、基本コースの内容に加えて、小規模な集まりで複数人相手に講師役として教えられることを目標としたコースです。
Q 基本コースと発展コースの具体的に学べるポイントの違いは何かですか。
A 基本コースは、1対1で教えることを想定したロールプレイングや受け答えのノウハウを学べます。
発展コースは、複数人を相手に講師役をすることを想定した演習や講座進行のノウハウを学べます。
Q 基本コースのキャッシュレスの教え方とはどのようなことを学ぶのでしょうか。
A 個別のキャッシュレス決済の説明ではなく、そもそもキャッシュレス決済がどういうものかわからない方に説明するにはどのようなポイントがあるのか、キャッシュレス決済に関してよくある質問はどのようなものがあるかを研修で説明します。
Q 研修受講後は何かサポートがありますか。
A 基本コース又は発展コース受講後、活動における不明点の解消や今後のスキルのアップデート方法の習得を目的としたフォローアップ研修を予定しています。また、県や市町から、サポーターのご要望があった講座等活動場所のご案内を行います。
Q サポーターは基本的にボランティアとして活動しますか。それとも、仕事のようなものですか。
A 基本的にボランティアとして活動いただきます。活動を強制するものではありません。
Q サポーターになったら、何をするのでしょうか。
A 日常生活において、家族や所属するコミュニティのメンバーからのデジタルに関する相談に応じていただくことや、県や市町からご案内するスマホ教室の講師や講師補助などの活動に参加いただくことを想定しています。
Q 県や市町から案内があったボランティア活動は必ず参加しないといけませんか。
A 参加を強制するものではありません。日時や場所のご都合や活動内容に応じて、積極的にご参加いただけますと幸いです。
Q サポーターとして個人で講座を開催したいです。受講料を設定するなど、営利目的の活動は禁止されますか。
A 原則ボランティアとしての活動をお願いしており、さがデジタルサポーターの身分や認定を受けたことをを利用した営利を伴う活動や営業的な活動を行うことはできません。