本件4偽サイトは、外見は人気ブランドのロゴマークを表示し、当該ブランドの公式通信販売サイトを装い、一見しただけでは偽サイトと気付くことは困難です。これらのサイトには、会社概要として、当該ブランドとは関係のない会社名や住所が表示されているものや、当該ブランドの公式通信販売サイトの運営会社をそのまま表示したものなどがあり、連絡先電話番号は表示されていません。また、いずれも運営事業者の実体は不明です。
大手のSNS や検索サイトの広告は、安全なものばかりであるとは必ずしもいえません。ブランドのロゴの有無等だけで公式通信販売サイトであると判断するのは危険です。広告から誘導されたサイトでは、次の点に注意しましょう。
★ 公式通信販売サイトのURL か
偽サイトのURL は、公式通信販売サイトのURL と相当似せているものもありますので、公式通信販売サイトのURL か確認してください。
★ 連絡先が表示されているか確認
会社概要に公式通信販売サイトの運営会社名が記載されていても偽サイトの場合がありますので、会社名だけでなく連絡先(電話番号、メールアドレス
など)がしっかり表示されているか確認しましょう。
★ 価格が異常に安い
「期間限定」、「バーゲンセール」などと表示して消費者を誘い込むというのは、偽サイトの典型的な手口です。そして、誘い込まれたサイト内で多くの商品が大幅な値引きで販売されているかのように表示されている場合には、要注意です。
★ 支払方法が限定的
公式通信販売サイトは、消費者のニーズに応えるべく多様な支払方法を用意しているのが一般的です。クレジットカード決済や代金引換決済のみなど、
限定的な支払方法しか選択できない場合は、今一度サイト内を確認しましょう。
★ サイト内や返信メールなどの日本語が不自然
偽サイトでは、利用案内や返信メールの表現などに不自然な日本語表記が使われていることがあります。