認知症本人大使「さが認知症すまいるリーダー」を任命しました
認知症高齢者の今後更なる増加が見込まれる中、佐賀県では、認知症になっても個人が尊重され、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを安心して継続していくことができる社会を目指しています。
令和5年8月1日、佐賀県内で1人目となる認知症本人大使「さが認知症すまいるリーダー」を任命しました。認知症の人の思いや活動の発信等を通じて、認知症への社会の理解を深めていくことにご協力いただきます。
認知症本人大使「さが認知症すまいるリーダー」のプロフィール
○氏名 Мさん(ご本人の希望により氏名・顔は非公表です) (本人似顔絵)
○居住地 武雄市
○略歴 60代女性。若いころからチャレンジ精神旺盛。高校卒業後、大手企業へ就職。その後、語学留学、海外での日本語教師などを経験。
2019年にアルツハイマー型認知症と診断。病名をオープンにし、若年性認知症の人の思いを発信したいと考えている。
○任期 令和5年8月1日から令和7年7月31日まで
○Mさんの活動 普及啓発誌等で認知症についての情報発信にご協力いただきます。
今後の活動については、ご本人の体調等を踏まえて検討していきます。
認知症本人大使とは
国が定める認知症施策推進大綱において、各都道府県による設置が推進されている認知症の普及啓発のための重要な取組の一つ。
都道府県による任命を受け、自らの体験や希望、必要としていること等を自らの言葉で語り、認知症になっても希望をもって前を向いて暮らすことが