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第3回佐賀県豚熱対策会議を開催しました

最終更新日:

第3回佐賀県豚熱対策本部会議を開催しました

8月30日(水曜日)に第3回豚熱対策本部会議を開催しました。

詳細はこちらをご覧ください。
 

会議資料

  

会議内容

要約版はこちらをご覧ください。

○司会
 では、時間になりましたので、第3回佐賀県豚熱対策本部会議を始めます。
 最初に、現在の発生状況等につきまして、山田部長からお願いします。
○農林水産部長
 それでは、私のほうから概要につきまして説明をいたします。スライドをお願いします。
 前回の対策本部から変わった分を中心にご説明をさせていただきます。
 国に検体を送って検査をしていただいておりましたけれども、国から患畜決定ということで連絡がございました。20時をめどに殺処分等の防疫措置を開始させていただきたいと思っております。
 現在の動員の数でございます。しっかりした数字は今後集計をしてまいりますけれども、殺処分で県職員、市町職員で44名で、農場の消毒で県職員、市町職員等で13名、埋却につきましては建設業協会にお願いをしております。県職員と合わせて30名、あと総務も含めまして、現在、116名体制で防疫作業に当たっております。
 養豚農家への周知、注意喚起ですけれども、これにつきましては情報提供は進んでいるところでございます。
 これも前回と変わっておりませんので、割愛をさせていただきます。
 消毒ポイントでございます。畜産関係車両で2か所、これは餌の車とか出荷の車とか、そういうものを消毒するポイントが2か所、それから、一般車両につきましては4か所、JAからつの畜産部のところで、合同で同じ場所で2つやりますので、消毒ポイントとしては5か所の消毒ポイントになってございます。
 皆様方の資料では、この波多津コミュニティセンターのところを「北波多コミュニティセンター」となっておりますけれども、正確には「波多津コミュニティセンター」でございます。申し訳ございません。修正をお願いいたします。で、伊万里土木でございます。
 消毒の作業の開始、現在、機材を設置しておりますので、消毒の開始時刻につきましては改めてご報告させていただきます。
 ここが消毒ポイント、赤が畜産車両のポイントです。青が一般車両ということになります。
 次お願いします。
 野生のイノシシ対策でございます。前回、口頭で説明をいたしましたけれども、発生地域周辺の捕獲イノシシの検査を強化しております。また、死亡イノシシを発見した場合の情報提供を依頼しておりまして、今年の4月からの調査ですけれども、現在、死亡したイノシシの報告はあっておりません。
 それから、捕獲イノシシにつきましても検査を4月からやっておりますけれども、全て検査陰性となっております。
 また、狩猟とか有害駆除を行う方につきましては、消毒の徹底を呼びかけているところでございます。
 広報対応でございます。豚熱相談コールセンターを設置しておりますので、相談につきましてよろしくお願いいたします。
 私からの説明は以上でございます。
○知事
 改めて確認ですけれども、あれよね、患畜決定というのは、陽性というか、黒ということが確定したということで。
○農林水産部長
 はい、そうです。
○知事
 なので、これからあれだね、いわゆる一連の殺処分からの埋却までの流れをこれから実施するということでいいですね。
○農林水産部長
 はい。殺処分、埋却、それから、豚舎にあります堆肥といいますか、ふん尿の処分もやっていくようになります。
○司会
 ほか何かございましたらお願いします。
 それでは、現地のほうの対策本部、南里防災監、現地の状況について報告をお願いいたします。
○防災監
 現地対策本部でございます。先ほどの陽性の確定をもちまして、20時から殺処分に着手をいたしました。予定どおり動員ができまして、準備等も進んで、20時からスタートしたという状況でございます。
 夕方に非常に天気が崩れまして、作業ができるかどうか、ちょっと心配しておりましたけど、現在は天候回復をいたしております。ただ、雨が降った関係で、下がぬかるんでおりますので、若干の作業効率の低下というのはあるかなとは思っておりますが、安全を第一に作業を進めていきたいというふうに思っています。
 あと、今日、ここに唐津市の峰市長にもおいでいただいておりますので、市長さんのほうから一言状況をお話しいただきます。
○唐津市長
 皆様こんばんは。唐津市長の峰でございます。山口知事さんをはじめ、ご当局におかれましては、先月の豪雨災害から大変お力添えを賜ったところでございましたが、今回、家畜伝染病の発覚ということで、また引き続き県ご当局の皆様にはご迷惑をかけることになりました。ただ、私たちも力を合わせまして、一生懸命になって、これの収束に向かうための尽力をしたいというふうに思っておりますので、執行部の皆様方、ぜひお力添えを賜りますようよろしくお願いいたします。
○防災監
 現地からは以上です。
○知事
 周辺はどうですかね、周辺。農場の周辺。
○農林水産部長
 農場、現地でいいですかね。
○知事
 というか、ほかに波及はないのかという。
○農林水産部長
 昨日から現地対策本部、公表して、公開して実施をしておりますけれども、農家の方々から、通常よりちょっと死亡の豚が多いという報告があっております。それについては、今検査をしております。検査結果につきましては、改めて出たら報告をします。
○知事
 通常、その単体で終わるというのは限らないことが多いので、現場もそうだけれども、これからほかに広がりがある可能性もあるので、そういったことも含めてみんなで考えていかないといけないなというふうに思います。
 それと、私もさっき現場、まさに現場に行ってきましたけれども、非常に狭いですよね、あそこ。これから作業する豚舎。なので、しかもかなりぬかるんでいますし、子牛のほうは追い立てしながらということが何となくイメージつくんだけれども、何というの、あのでかい豚のこと。
○農林水産部長
 母豚。
○知事
 母豚。
○農林水産部長
 種豚。
○知事
 種豚。
○農林水産部長
 はい。
○知事
 母なる豚、種の豚。母豚、種豚というのは非常に大きいので、それをあの狭いとろから出して対応するというのは非常に至難なことだなというふうに思いますし、そこからその隣に今、建設業の皆さん方が埋却する、何というんでしょうか、ユンボでちょうど掘っている最中でありました。そちらも夜の作業になるので、今回、峰市長、唐津の建設業の皆さん方はこれは初めてだと言っていました。今まで確かに鳥インフルとかのときは、杵藤だとか、そういうところの会社の皆さんのご支援でやってきたんだけれども、今回、こういった仕事は初めてだということであるので、くれぐれも南里さん、用心しながら、それで鳥とは全然違った厳しさがあるし、それから、やはり行ってみて冬と違う、夏の昼間の作業の厳しさというのは痛感するので、これは夜やっていくというのは合理的だなとは思いましたが、今度は夜やる難しさもあるから、本当に現場を大事にフォローしてほしいなということで、ちょうど今、南里さんのいるところから現場までがちょっと距離があるので、もう行ったかな、やはり現場の近いところに拠点を1個設けて、巡回してフォローしたほうがいいと思う。
○防災監
 今、泉総務部長を東山公民館のほうに派遣して、そこに駐在していただいています。今画面に映っていると思います。
○知事
 公民館、それ。公民館の中。
○総務部長
 中です。先ほど組合長からご了解をいただきまして、先ほど中に入らせていただいて、今まだ5分ほどしかたっておりませんが。
○知事
 そこから歩いて何分ぐらいのイメージかね。歩いたら何分ぐらい。
○総務部長
 歩くと15分ぐらいかかるかなと。
○知事
 結構遠いんだね。
○総務部長
 車で5分ぐらい。
○知事
 車で5分な。
○総務部長
 1キロは。
○知事
 分かった。とにかく1時間に1回は巡回して、作業の状況を見とってな、みんなで。
○総務部長
 はい。今日、これからいきます。
○知事
 何かあったらすぐそれで連絡するようにしてください。
○知事
 ということで、そうすると南里さん、今作業を始めたということですが、そうすると、順調にいくと、450頭の目途というか、終了というのは何時頃のイメージというのはあるんですか。
○南里副知事
 今の時点で順調にいったということであれば、明日の8時ぐらいを目途に何とか埋却まで済ませたいなということで今作業を進めています。
○知事
 分かりました。ということで、この作業を進めて、この進捗を見ることと、周辺部の検査がどうなるかというところについての注視をしておくということでいいかな。
○南里副知事
 はい、大丈夫です。結構です。
○農林水産部長
 前回も申し上げましたけれども、養豚場は少し密集している地域ですので、巡回も含めて警戒をしていきたいと思います。
○知事
 ということで、皆さんこれから、場合によっては長丁場になる可能性もあるので、今から準備をしっかりしながら乗り切っていきましょう。
○司会
 ありがとうございます。ほか対策本部から何か情報共有あればお願いします。
 健康福祉部お願いします。
○健康福祉部長
 健康福祉対策ですけれども、県と唐津市でそれぞれ保健師を派遣して、現場で従事する職員の健康管理面、そういった面でサポートをするということで、現地のテントと、それとサポートセンターに手分けして入っております。
 以上です。
○司会
 ほかございますか。
○知事
 あとは、私が行ったのは夕方の状況だったんだけれども、結構車の通行量も多かったので、それがもし状況次第で問題となるようであれば、こっちのほうに連絡して、警察さんにお願いしたりとか、いろいろすることもあろうかと思うので、何かそういう状況に応じて対応していただきたいと思います。
○南里副知事
 ありがとうございます。今現在、農林事務所の職員を動員して交通整理をしています。警察のほうとも連絡を取りながら適切に対応していきたいと思っています。
○知事
 了解しました。
○司会
 ほかございますか。特に状況は。
○知事
 ヤマキさん、何か注意することありますか。それこそいろんな県を見ているやろうから。
○農林水産省
 しっかり準備いただいておりますので、九州でも初めての発生になりますので、迅速に封じ込められるように国も連携していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○司会
 ありがとうございました。
 それでは、最後に知事からお願いします。
○知事
 ということで、みんなローテーションも含めて長丁場になる可能性が高いので、ぜひよろしくね。ありがとうございます。お疲れさまです。
○司会
 皆様お疲れさまです。それでは、検査の状況等もあるかと思いますけれども、次回の会議につきましては時間が決まり次第またご案内いたしますので、対応方よろしくお願いいたします。
 第3回会議は以上で終了いたします。



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