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令和6年度航空機事故対策総合訓練を実施します

最終更新日:

記者発表ヘッダー


 令和6年10月16日

佐賀空港事務所 総務課、施設課 訓練担当

担当者 古賀、石橋、松尾

内線 8758  直通 0952-46-0150

E-mail: sagakuukou@pref.saga.lg.jp

 

令和6年度航空機事故対策総合訓練を実施します


佐賀空港での航空機事故を想定し、下記のとおり「航空機事故対策総合訓練」を実施します。

この訓練は、佐賀空港緊急時対応計画に基づき、消防、医療、警察等関係機関の相互連携の強化を図り、航空機事故に迅速かつ的確に対応するために実施するものです。

 

 

1 日 時

令和6年10月20日(日曜日) 8時20分~11時00分

 

2 場 所

佐賀空港制限区域内(貨物ターミナル南側等)

 

3 事故想定

佐賀発国際線定期便XY航空333便(乗客乗員126名)が離陸中に第2エンジン(右側)から火災が

発生し、滑走路11側(西側)にオーバーラン、緊急停止。

乗客の多くは脱出シューターから脱出(負傷者不明)。

   

4 訓練内容

(1)通報訓練

  ・ 事故発生を受け、関係機関へ通報。

  ・  事故に関する情報収集及び関係機関への通報(情報提供)。

 

(2)緊急事態調整本部設置・運用訓練

  ・ 空港事務所長を本部長とする緊急事態調整本部を空港事務所会議室に設置。

  ・ 緊急事態調整本部と現場指揮本部の間で、情報を共有。

 

(3)走行訓練

  ・ 関係機関が、空港内道路(保安道路、滑走路、場周道路)を走行。

 

(4)避難誘導訓練

 ・ 搭乗者を搭乗者集結地区(安全な場所)まで誘導等を行い、その場所に留める。

   ※令和6年1月2日の羽田空港での事故を踏まえ、今回から実施。


(5)合同消火訓練

  ・ 空港消防隊が初期消火活動を実施。

  ・ 自治体消防が現場指揮本部を設置し、その指揮の下、消火活動を実施。

 

(6)トリアージ地区・救護所等設置訓練

 ・ トリアージ地区・救護地区にエアテント等を設置、各救護所に必要な医療資器材を配置。

    ※トリアージ:傷病の程度に応じて搬送の優先順位を決めること。

 

(7)負傷者救助・搬送訓練

  ・ 消防機関が、傷病者を救助し、搭乗者集結地区へ搬送。

  ・ トリアージ結果に従い、警察機関、空港消火救難協力隊などが各救護所へ搬送。

 

(8)トリアージ・医療救護訓練

  ・ トリアージを実施し、治療の優先度に基づき搬送順位を決定。

  ・ 消防機関(救急隊)、医療機関が、トリアージを実施、その結果に従い各救護所へ搬送、各救護所において救急医療活動を行う。

  ・  救急指揮所と傷病者搬送地区において、医療機関の調整及び傷病者の搬送順位の決定などを行う。

 

(9)救急搬送訓練

 ・ 救急車による救急搬送を実施。

 ・  現場指揮本部と救急指揮所が連携し、必要な医療機関情報等を入手する。

 ・  搬送順位に基づき救急車、ドクターカー、防災ヘリによる救急搬送を実施。

 


 

5 訓練参加機関

消防、医療、警察等関係機関  計51機関

 




 

添付資料




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