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棺内のドライアイスによる二酸化炭素中毒に関する注意喚起について

最終更新日:
 ドライアイスは、食品の保冷輸送など様々な場面で利用されている消費者に身近な冷却剤です。氷よりも温度が低く、液体にならず食品等が濡れることがないため便利ではあるものの、取扱いによっては事故につながるおそれがあります。

 葬儀の際、ご遺体の保冷目的で棺(ひつぎ)内に置かれていたドライアイスによる二酸化炭素中毒が疑われる死亡事故の情報が消費者庁に寄せられました。
【事例1】
葬儀場において、ドライアイスを敷き詰めた棺桶の小窓を開けたそばで、意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡した。
【事例2】
葬儀場において、ドライアイスを敷き詰めた棺桶内に顔を入れた状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。
【事例3】
自宅において、ドライアイスを敷き詰めた棺桶内に顔を入れた状態で発見され、死亡が確認された。

 上記の事例は詳細な経緯が分からないものの、同種の事故は、通夜終了後、告別式までの間、ご遺族等が寝ずの番(線香番)を行っている時間帯に発生したと文献等で報告されています。
 よって、同様に、葬儀に参列する人々がいる状況ではなく、周囲に人がいない中で故人とゆっくり別れを告げる時間を過ごし、棺の中の故人に向けて話しかけるなどしている際に事故が起きているものと推測されます。ご遺族等にとって、葬儀は非日常的な場面であることから、棺の中でドライアイスが気化し、二酸化炭素が充満していることの危険性を認識できていない状況が考えられます。

 国民生活センターの調べによりますと、棺の内部は、ドライアイスを入れて間もなく、二酸化炭素の濃度が人体に有害とされる濃度を超える可能性があり、蓋を開けるなどしなければ、24 時間後にも「ほとんど即時に意識消失」するとされる高い濃度を維持すること、たとえ棺の蓋を全て開けても、空気の大きな対流が起こらない限り、長時間危険な濃度を維持することが分かりました。

〈消費者の皆様へのアドバイス〉
葬儀の際、ご遺体を安置する環境においては、以下に注意しましょう。
○棺の中に顔を入れないこと
○室内の換気を十分に行うこと
○線香番などで一人にならないこと
○気分が悪くなったらすぐに棺から離れ、異常があれば直ちに119 番通報を
○不明なことがあれば葬儀業者に確認を

◆詳細はこちらをご覧ください。

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