令和5年度全国育樹活動コンクールで鹿島市の中島清光氏が林野庁長官賞を受賞されました
公益社団法人国土緑化推進機構では、国土緑化運動の一環として、全国育樹活動コンクールを実施され、森林及び樹木の保護・保育に永年にわたって貢献し、その功績が顕著であった方を、毎年表彰されています。
この度、佐賀県から推薦していた鹿島市の中島清光氏が林野庁長官賞を受賞されました。
なお、コンクールの表彰は、第46回全国育樹祭にて行われます。
記
1 受賞者
中島 清光(なかしま きよみつ) 氏 鹿島市浜町・65歳
<主な功績>
・ 中島清光氏は、昭和54年11月1日に鹿島市森林組合(現:鹿島嬉野森林組合)に入組し、組合長以下5名で組合員に対する事業推進を行った。
・ 昭和56年に林業教室を受講し、県内の若き林業担い手と交流を深めるとともに、各地の特徴ある施業方法などの情報収集に努めた。
・ 平成元年には海外林業視察に参加し、林業先進国(フランス、スイス、ドイツ)の最新林業技術を学び県の林業施策へ助言等を行い林業労働安全指導や高性能林業機械導入等について貢献をされた。
・ 平成12年以降は、高性能林業機械作業安全管理者や林業改良指導員など、自らの知識と技術向上のため資格取得に励んだ。
・ 自ら学んだ知識、技術を基に、組合所属の現場技能者の育成及び、緑の雇用指導者として県内の新規林業担い手の育成に貢献された。
・ 平成11年から平成20年の10年間、地元の臥龍緑の少年団の団長を務めつつ、佐賀県緑の少年団連絡協議会会長として県内各団体の活動推進に尽力され、特に平成14年10月6日に嬉野市で開催された、第26回全国育樹祭では、参加した県内外の緑の少年団の緑化活動の中心的役割を担い大会の成功に貢献された。
・ 平成7年から始まった鹿島市植樹祭では、海の森指導員として地元緑の少年団及び漁業関係者に対し、植樹、育林の大切さを説くとともに作業指導を行い、活動の継続に貢献された。
2 表彰式
開催日:令和5年11月12日(日曜日)
会場 :第46回全国育樹祭会場(茨城県)
<参考>第46回全国育樹祭
【開催場所】アダストリアみとアリーナ(茨城県水戸市緑町)
【開催行事】式典行事、育樹行事など
※ 全国育樹祭は、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、毎年秋期に皇族殿下ご臨席のもと、(公社)国土緑化推進機構と開催県の共催により行う国土緑化運動の行事です。