そうですね。一般的な機械加工とは違って特殊な加工になるので、機械の設定だったり、段取りがまだ難しいなと感じますが、その分、削って、測って、寸法が基準を満たした時の達成感は大きいです。
他には、一般的な方のイメージだと機械加工は危い、油で汚れるというイメージがあると思うんですけど、自分の学んだことを活かして難しい製品を作って世の中の方に使用していただけるのはありがたいことですし、そういう部分が働き甲斐というところにも繋がってくると感じています。
〇入社されて、この仕事を選んで「良かった」、「嬉しかった」という瞬間はありましたか。
(布川さん)
産業技術学院に入校する前も仕事をしていたのですが、退職して、学院で機械加工の技術を学んで、現在の会社に入社しました。自分の学んだことをフル活用して現場で仕事ができるというところがすごく良かったと感じています。
周りの方にも恵まれて、すごくいいところだなって思いますし、生まれ変わったような気分です。
未だにここにいるのが信じられないくらいです。
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斜孔機で使用するドリルの研磨中 |
〇学院に来るきっかけは?
(布川さん)
もともと、学院に入校する前は派遣社員として働いていました。一回ゼロから学びなおして一生働けるところを目指してがんばっていこうかなと思ったのがきっかけです。
〇すごく目を輝かせて話されていたのが非常に印象的でした。
現在の会社に入社されたこと、やりがい等、多くの面で充実した毎日を送られているのがすごく伝わってくるインタビューでした。
目標の技術者を目指して今後も頑張ってください!
お忙しい中本当にありがとうございました。
布川さんの上司である桑原課長様にお話をお聞きしました。
○布川さんは入社して半年というこですが、どのような印象でしょうか。
(桑原様)
向上心があるので覚えが早いなと感じますね。
仕事以外では口数がすくないかな?と思います。(笑)
周りと溶け込んでもっと話をしてほしいなとは思います。
〇布川さんには、会社として今後どのようなことを期待していますか。
(桑原様)
当社は機械加工が主になるんですが、ほとんどがプログラムで動く機械ばかりなんですよね。
プログラムは加工技術課で作っているんですが、そういうプログラム関係であったりとか、私も工作課に来る前は、品質保証課にいたんですが、製品を測定したり、出荷をするということも学んでもらえたらなと思います。
〇貴社ではどのような人材を求めていますか。
(桑原様)
やはり「基礎」がある方がいいと思います。
今年も、彼と一緒に高卒の方も入社していますが、学び直しということで外部機関をつかった教育もしていますが、彼の場合は「基礎」があるのでその部分は免除という形になっています。
「基礎」があれば現場のほうに早く実践投入できますので、「基礎」がしっかりした学生さんがいいかなとは思います。
〇将来この業界で働きたいという人たちに簡単なメッセージ等をお願い致します。
(桑原様)
機械加工は100分の1mmという世界なので、難しいとは思いますが、やり始めたらおもしろみもあるので、機械加工という職種に来てほしいなと思い ます。
〇お忙しい中ありがとうざいました。
最後に会社の前で!
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会社の前で撮影 |
機械技術科は「機械システム科」として新たにスタートします!
2024年4月から、機械技術科が機械システム科へ生まれ変わります。
これからのものづくり産業を見据え、カリキュラムを見直し、現在カリキュラムのメインとなる「金属加工・溶接・図面作成・機械操作方法」はもちろ んのこと、「デジタル技術」を強化し知識・技能の取得を目指します。
機械技術科は、開講後、11年連続就職率100%と高い就職率で県内企業から高い評価を受けております。機械システム科としてリニューアル後も引き続 き、実践的かつ即戦力となる若年技能者を育成し、佐賀県内ものづくり産業を支えていきます。
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