玄海原子力発電所周辺地域における環境放射能調査は、原子力発電所周辺の周辺住民の安全確保と環境保全の立場から、県及び九州電力株式会社において、1号機運転開始前の昭和47年から実施しています。
県では、玄海原子力発電所の周辺に各種放射線測定器を設置して、空気中の放射線(空間放射線)に異常がないか常時監視しています。また、お米や野菜などの農作物や、魚、海草などの海産物、土や海水などの環境試料を定期的に採取して、放射性物質を測定し、安全を確かめています。
環境放射能調査の計画策定及び結果の評価に当たっては、専門学識者(大学教授等10名)で構成される『佐賀県環境放射能技術会議』の指導、助言を得ており、調査結果等については、広く県民へ公表しています。
なお、玄海原子力発電所が設置されてから現在まで、玄海原子力発電所の影響による異常は認められていません。
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ゲルマニウム半導体検出器
環境試料中に含まれる放射能を測定しています。
調査計画
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