「九年庵(旧伊丹氏別邸)」は、佐賀の大実業家・伊丹家によって明治時代に築かれた別邸・庭園で、モミジと苔庭、数寄屋造の建造物が周囲の自然と調和した価値ある文化財として国の名勝に指定されており、その価値を多くの県民に触れ親しんでもらうため、これまで春の新緑、秋の紅葉の時期に期間限定で一般公開を実施しています。しかし、老朽化等の問題から庭園内建造物内部の公開・活用はできておらず、公開範囲は庭園の一部に留まるなど限定的であり、県民が九年庵の本質的価値を十分に享受できていない状況にあります。
本事業は、県民が文化財の本質的価値をより深く体感できる機会を創出し、それに新しい価値を加えることで、九年庵の価値の向上及びインバウンドを含む交流人口の増加を図るため、長期的な利活用を前提とした利活用方針を策定することを目的とするものです。
ついては、効果的に事業展開を図るにあたり、優れた事業者を募集するため、公募型プロポーザルを実施します。
記
1 委託業務名
名勝九年庵(旧伊丹氏別邸)庭園利活用方針策定等業務委託
2 業務内容
下記の添付ファイル「委託業務仕様書」のとおり
3 委託期間
契約締結の日から令和7年3月28日(金曜日)まで
4 応募方法等
詳細は、下記の添付ファイルをご覧ください。
5 オリエンテーション(説明会)
(1)日時 令和6年6月24日(月曜日)10時~
(2)場所 九年庵(佐賀県神埼市神埼町的字仁比山)