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令和6年度第2回佐賀県環境放射能技術会議

最終更新日:

 開催した会議の名称

 令和6年度第2回佐賀県環境放射能技術会議

 開催日時

 令和6年9月3日(火曜日) 14時00分から15時30分まで

 開催場所

(所在地)佐賀市神野東2-5-15

(会場名)ホテルマリターレ創世 4階 アテナ

 出席者

【委員】

 石丸委員、岡﨑委員、杉原委員、田邉委員、續委員、中島委員、松山委員、守田委員、山口委員

【事務局、関係者】

 ○佐賀県[高木課長(原子力安全対策課)、日迫副所長(環境センター)他10名]

 ○玄海町[今枝原子力アドバイザー他1名]

 〇唐津市[1名]

 ○九州電力[畠埜原子力管理部長(原子力発電本部)他14名]

 ○原子力規制庁[木下所長(玄海原子力規制事務所)他1名]

 会議の公開・非公開 公開
 会議非公開の理由 -
 会議の概要

【議事事項】

○資料1-1-1及び1-1-2により、県環境センター及び九州電力から、令和6年4月から6月までの環境放射能調査結果について、空間放射線及び環境試料中の放射能に異常は認められなかったことを説明した。また、6月18日に、今村局で空間線量率が上昇した原因について、放射性医薬品を投与された方からのガンマ線による上昇と推定されることを報告した。

・中島委員から、今後、同様なことが起きた場合の原因特定や対策について質問があり、環境センターから監視カメラの録画データの確認により対応していることを説明した。

・續委員から、周辺の作業者等に不必要な被ばくがなかったか質問があり、九州電力から、同じ作業をされた方に対しても影響はなかったと考えていると回答した。

○資料1-2により、県環境センターから、第2四半期にモニタリングポストに設置している電離箱式検出器の一部において、降雨が無いにもかかわらず測定値が変動する事象が確認されたことを説明した。

・田邉委員から、局舎によっては、半導体の温度が測定値を保証する温度を超えて異常が生じたのではないかと助言があった。また、太陽フレアの影響が出ていないか気になるとのコメントがあり、環境センターから、次回の会議で調査して報告すると回答した。


【報告事項】

○資料2により、九州電力から、令和6年4月から6月までの玄海原子力発電所の運転状況及び玄海1、2号機の廃止措置の実施状況を報告した。

 

【その他】

○資料3により、九州電力から、令和6年3月から7月までに玄海4号機において発生した3件の運転上の制限逸脱について原因と対策の説明があった。

・守田委員から、出力偏差の拡大を抑える方法について質問があり、九州電力から、出力偏差の拡大は起きるため、出力降下前に各検出器を校正し、測定誤差が小さくなるようにしたいと考えていると回答した。

・田邉委員から、揺らぎには測定装置に由来するものと炉の燃焼状態そのものに由来するものがあるので、そこを踏まえた対策が必要との意見があり、九州電力から、揺らぎの少ない炉心の組み方をしつつ、現実的に今できる方法として、炉内と炉外の出力測定の誤差をなくすために、検出器を直前に校正して対応する旨を回答した。

・守田委員から、電動補助給水ポンプが起動しない不具合が発生していた期間について質問があり、九州電力から、5月23日にポンプ単体の試験を行った時点では正常に動作し、その後、一旦電源を抜き、5月27日に再度電源を接続して全体試験を行った際にポンプが起動しなかったと回答した。


 会議の資料 ○ 佐賀県環境放射能技術会議次第 別ウィンドウで開きます(PDF:71.8キロバイト)

 ○ 佐賀県環境放射能技術会議出席者名簿 別ウィンドウで開きます(PDF:130.2キロバイト)

 問い合わせ先   担当課  県民環境部 原子力安全対策課 

 電話  0952-25-7081(直通)

 FAX  0952-25-7269

 E-mail genshiryokuanzentaisaku@pref.saga.lg.jp

 

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