「名護屋城跡並陣跡保存活用計画(陣跡編)」(案)についての意見募集(12月2日~12月31日)
名護屋城跡並陣跡は、佐賀県唐津市鎮西町・呼子町、東松浦郡玄海町にまたがり所在する、豊臣秀吉による大陸侵攻「文禄・慶長の役」の拠点として築かれた広大な軍事基地及び都市遺跡です。当時国内の政治・文化・経済等の中心地となった同遺跡の評価はかねてより高く、大正15年(1926)には国の史跡に、昭和30年(1955)には特別史跡に指定されています。
このような極めて重要な歴史遺産を開発事業等から保護するため、佐賀県と鎮西町(現在は唐津市)、玄海町は、昭和57年(1982)に保存整備事業の基本方針を示した「特別史跡「名護屋城跡並びに陣跡」保存管理計画」を策定し、以後は同計画に基づき、具体的な発掘調査や遺跡整備計画を立て事業を堅実に進め、成果をあげてきました。
しかしながら、保存管理計画の策定から40年以上が経過し、文化財を取り巻く環境は変化し、史跡は「保存」するだけではなく「活用」して、地域のまちづくりや観光に活かしていく気運が高まっています。そこで、40年余りで蓄積された調査・整備の成果を整理して現状と課題を見つめ直し、地域住民の方々とともに史跡を「保存」、「活用」する指針を示し、次世代へ確実に継承していくため、「名護屋城跡並陣跡保存活用計画」を策定するものです。
「名護屋城跡並陣跡保存活用計画」をまとめた計画書は2分冊で刊行する予定としており、今回は2冊目の「陣跡編」です。豊臣秀吉の号令の下、全国各地から参集した諸大名が残した陣跡の保存と活用についての方針を記載しています。なお、令和4年度には第1分冊である「名護屋城跡編」は刊行しています。
つきましては、今後、県民の皆さまのご意見をこの案に反映させていただくため、「佐賀県民意見提出手続(パブリック・コメント手続)に関する要綱」に基づき、次のとおりご意見を募集します。
1 意見募集案件
名護屋城跡並陣跡保存活用計画(陣跡編)(案)
2 意見の募集期間
令和6年12月2日(月曜日) ~ 12月31日(火曜日)
3 意見提出の際の留意事項
(1)御意見を提出していただく様式は任意です。
(2)件名は 「名護屋城跡並陣跡保存活用計画(陣跡編)(案)についての意見」としてください。
(3)お名前や御住所等の記入は不要です。
(4)提出に当たって使用する言語は、日本語でお願いします。
(5)電話での御意見はお受けしていません、御了承ください。
記載事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
宛先 佐賀県 地域交流部 文化・観光局
文化課 文化財保護・活用室
件名 名護屋城跡並陣跡保存活用計画(陣跡編)(案)についての意見
意見 (自由に記載してください。)
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4 意見の提出先
佐賀県 文化・観光局 文化課
文化財保護・活用室
(1)電子メールの場合
bunkazaihogo@pref.saga.lg.jp
(2)郵送の場合
郵便番号 840-8570
佐賀市城内一丁目1番59号
5 意見の取扱い
(1)御意見の内容を簡潔に取りまとめて公表する予定です。その際、同趣旨の御意見はまとめて公表することもあります。
(2)御意見に対しては、「県の考え方」を公表する予定です。
なお、いただいた御意見に対する個別の回答はいたしませんので、御了承ください。
(3)お寄せいただいた御意見に含まれる個人情報は、当該御意見の内容を確認する場合のみ利用します。それ以外は内部での検討又は公表時の記載を含め、いかなる目的にも使用しません。
※佐賀県の個人情報の取り扱い方針については、「佐賀県個人情報保護方針」をご覧ください。
6 「名護屋城跡並陣跡保存活用計画(陣跡編)」(案)の閲覧方法
このホームページ以外にも、担当課(文化課文化財保護・活用室:県庁新館6階)、行政の窓口(県庁新館1階)、各総合庁舎(佐賀県税事務所、東部土木事務所、唐津県税事務所、伊万里農林事務所、武雄県税事務所)、県立図書館、アバンセでも閲覧できます。
関連ファイル
○「名護屋城跡並陣跡保存活用計画(陣跡編)」(案)
テキストデータが必要な方は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。
問合せ先
文化課 文化財保護・活用室 文化財指導担当 堤
TEL: (直通)0952-25-7232
E-mail: bunkazaihogo@pref.saga.lg.jp