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令和6年度農福連携セミナーを開催しました

最終更新日:
○セミナー概要
  本県では、農業者の労働力不足の問題解決と福祉事業所の工賃向上・社会参画の推進のために、農業者の作業の一部を福祉事業所に委託するなどする「農福連携」を推進しています。
 
 この「農福連携」を学ぶセミナーを毎年開催していますが、今年度は12月7日(土曜日)にアバンセホール(佐賀市)にて開催された「第13回障害者の主張大会(主催:佐賀県障害者社会参加推進協議会)」において、講演を実施し、福祉関係者、農家など約200名の方々に聴講いただきました。

 はじめに動画「佐賀における農福連携の取組みの様子」において本県における先進事例を紹介しました。
 次いで講演では、「農福連携の現場から」をテーマとして、次のお二方からお話いただきました。

 1.演題:「JAさが大和地区みかん産地の農福連携の取組について」
               JAさが佐城エリア大和事業所(佐賀市) 課長代理  陣内 精太 氏
      JAさが大和地区は、県内屈指のミカン産地であるが、高齢化による深刻な労働力不足が生じていた。当地区が障がい者に対する理解がある地
     域であったことから、福祉事業所の力を借りて問題解決できないかと考え、平成30年から農福連携(ミカン収穫カゴの交換や収穫作業など)を
     お願いし、令和元年からは4事業所に取り組んでいただき、すももパック詰めなど新たな作業も追加してお願いしている。おかげで、人手不足
     で遅れがちだった作業や、農家が交代で行っていた作業を委託でき、農家は非常に助かっている。

 2.演題:「就労継続支援B型の仕事と農福連携」
               多機能型支援センターそら(鹿島市)   職業指導員 荒瀬 純子 氏
      当事業所では障害者福祉サービス事業を多角的に行っており、就労継続支援B型は現在17名の利用者とともに、カフェやランドリーの事業を
     中心に施設外就労の一つとして農福連携も行っている。今年は白石町のイチゴ農家さんの子苗ポットの土入れ作業の募集があったので、支援員
     で作業場の下見を行い、作業内容が利用者に適当であるかなどいろいろな角度から検討した上で応募した。当初、体力的にきつい作業ではない
     かと思っていたが、実際やってみると、誰でも自分のペースで作業することができ、また、外活動なので解放された気分になれるなどにより、
     利用者からは好評であった。また、「イチゴ」の褒美も嬉しかった。

○動画「佐賀における農福連携の取組みの様子」
             "https://www.youtube.com/watch?v=5K-Cb-hUwZo"

○会場写真
             <陣 内 精 太 氏>   
               
   陣内精太氏    

            <荒 瀬 純 子 氏>

   荒瀬純子氏
 
            <さが農福連携マルシェ>

   さが農福連携マルシェ
      
○配布資料
  ・「講演次第」
       講演次第 別ウィンドウで開きます(PDF:489.8キロバイト)

  ・「農福連携」(県障害福祉課就労支援室)

  ・「JAさが大和地区みかん産地の農福連携の取組について」(陣内精太氏)
     JAさが資料 別ウィンドウで開きます(PDF:759.3キロバイト)

     ・「就労継続支援B型の仕事と農福連携」(荒瀬純子氏)
   そら資料 別ウィンドウで開きます(PDF:4.75メガバイト)

  ・「さが農福連携マルシェ」(県障害福祉課就労支援室)
   さが農福連携マルシェ 別ウィンドウで開きます(PDF:361キロバイト)

  ・「農福連携に関心を持たれた方及び今後取り組んでみたいと思われた方へ」(県障害福祉課就労支援室、農業経営課)
   農福連携問い合わせ先 別ウィンドウで開きます(PDF:415.8キロバイト)


      
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佐賀県庁(法人番号 1000020410004) 〒840-8570  佐賀市城内1丁目1-59   Tel:0952-24-2111(代表)     
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