深浦ダム(平成元年4月竣工)Fukaura Dam
計画説明
塩田川水系の深浦川下流域は、低平地であり、出水時には塩田川本川の水位、有明海の潮汐の影響を受け排水不良となることから、昭和37年、昭和51年をはじめとして、頻繁に浸水等洪水災害に見舞われていました。
このことから、県では、深浦川上流に、洪水調節のための深浦ダムと、あわせて洪水を直接塩田川へ排出するための河川トンネルを建設しました。
深浦ダムは、洪水の調節、既得取水の安定化、河川環境の保全等を目的とする治水ダムです。
事業概要
- 事業主体:佐賀県
- 水系名:二級水系塩田川
- 河川名:深浦川
- 位置:佐賀県杵島郡白石町
- 型式:重力式コンクリートダム
- ダム概要:
- 堤高:26.0m
- 堤頂長:121.0m
- 堤体積:22,000m3
- 洪水吐トンネル:828m(¢3.5~10.0m)
- 集水面積:1.23km2
- 総貯水容量:27,000m3
- 有効貯水容量:22,000m3
- 工期:昭和52年度~昭和63年度
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総事業費:3,700,000,000円
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