アオブダイやソウシハギは、熱帯域に生息する魚ですが、近年の地球温暖化にともなうと考えられる海水温の上昇により、佐賀県玄海域でもごくまれに漁獲されています。
これらの魚は、消化管や肝臓の他、筋肉にもパリトキシンという毒を含むことがあり、食べた場合は、筋肉痛・麻痺・けいれん・呼吸困難等の中毒症状を引き起こし、重症の場合は死に至ることがあります。
平成24年4月7日に、長崎県五島において、アオブダイを食べたことによる中毒死が報道されました。
これらの魚を漁獲した場合は、市場等に出荷しないように、また、自宅等で食用としないように、くれぐれもご注意ください。
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