県民のみなさまへ
インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急速に現れるのが特徴ですが、お子様ではまれに急性脳症を起こすことがあります。ワクチン接種は、インフルエンザの発病予防や重症化予防に一定の効果があるとされていますので、インフルエンザワクチンの接種についてご検討いただきますようお願いします。
また、御高齢の方や免疫力の低下している方では、二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。接種費用の一部が助成される高齢者等で接種を希望される方は、早めの接種をお願いします。
新型コロナウイルス感染症の特徴は、潜伏期間が1~14日で、発症者のみならず、発症前や無症状病原体保有者でも他人を感染させる可能性があること、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等のかぜ様症状が約1週間持続することなどです。発症者の多くは軽症ですが、一部は呼吸困難等の症状が現れ、肺炎を呈し、高齢者や基礎疾患(慢性閉塞性肺疾患、慢性腎疾患、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満、がん等)を有する者は重症化する可能性が高くなります。
新型コロナウイルス感染症予防接種については、有効性や安全性が確認された上で薬事承認されており、さらに、国内外で実施された研究などにより、新型コロナウイルス感染症にかかった場合の入院や死亡等の重症化等を予防する重症化予防効果が認められたと報告されています。
新型コロナウイルス感染症予防接種についてご検討いただきますようお願いします。
ワクチン接種の有無による、職場や周りの方などに対する差別、不利益な取扱い、誹謗中傷がないようにお願いします。
季節性インフルエンザワクチン接種について
季節性インフルエンザは、その年により流行の程度に差がありますが、例年11月頃から患者が増え始め、12月~3月頃にかけて流行します。
流行前に予防接種を受けることで、発症予防もしくは重症化予防の効果が期待できます。予防接種の効果は、接種の2~3週間後から約5か月間続くと言われています。接種を希望される場合は、早めに接種するようにしましょう。
接種費用の一部が助成される高齢者等で接種を希望される方は、早めの接種をお願いします。詳しくは、次の厚生労働省のリーフレットをご覧ください。
・ 厚生労働省 リーフレット (PDF:451.9キロバイト)
〇高齢者等の予防接種
・接種費用の一部助成があります(予防接種法に基づく定期の予防接種に限る)
以下の対象者は、接種費用の一部が助成(お住まいの市町で一部負担)されます。自己負担額や接種方法は、お住まいの市町によって異なりますの
で、詳しくは 市町保健担当課 こちら(PDF:47.6キロバイト)にお問い合わせください。
【対象者(接種日時点で1又は2に該当している必要があります。)】
- 65歳以上の方(令和7年1月31日までに65歳以上になっている方)
- 60歳以上65歳未満の方(令和7年1月31日までに60歳以上65歳未満になっている方)で心臓、じん臓又は呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方(障がい者手帳1級程度)
※2に該当される方は、受診時に身体障害者手帳等の提示が必要な場合があります。提示する証明書等についてはお住まいの市町によって異なりま
すので、詳しくは市町の保健担当課 こちら(PDF:47.6キロバイト)にお問い合わせください。
【一部助成で接種できる期間】
令和6年10月1日~令和7年1月31日まで
※2月以降は全額自己負担となりますが、任意接種は可能です。各自、かかりつけ医等に御相談ください。
【一部助成で接種できる医療機関】
※予約が必要な場合もありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。なお、この医療機関は助成終了後や、助成対象者以外の自費による任意
接種も可能です。
〇上記以外の一般の方の予防接種
・上記対象者1、2以外の方は、任意接種となります。
任意接種とは、接種を希望される方がかかりつけ医などと相談し、その効果とリスクを理解した上で、個人の責任で接種を受ける予防接種です。
※以下の市町は、子どものインフルエンザの接種費用の一部を助成しています。詳しくは、直接、市町の保健担当課 こちら(PDF:47.6キロバイト)にお問い合わせください。
唐津市、伊万里市、武雄市、鹿島市、嬉野市、吉野ヶ里町、基山町、上峰町、みやき町、玄海町、有田町、大町町、江北町、白石町、太良町
〇注意事項
【接種回数等について】
インフルエンザ予防接種の接種回数等
接種日当日の年齢 | 6か月~2歳(ワクチンによっては1歳~) | 3~12歳 | 13歳以上 |
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接種回数 | 2回 | 2回 | 1回又は2回※ |
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接種間隔 | 2~4週間 | 2~4週間 | ※1~4週間 |
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接種量 | 0.25ml | 0.5ml | 0.5ml |
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※13歳以上の基礎疾患(慢性疾患)のある方で、著しく免疫が抑制されている状態にあると考えられる方等は、医師の判断で2回接種となる場合があります。
【接種後の副反応について】
ワクチン接種は、多くの方々に、発症・重症化予防という効果をもたらす一方、予診を十分に行っていても、副反応や有害事象が起こることが
あります。
・よくある副反応
- 接種部位の腫れや痛みなど
- 発熱、寒気、頭痛、だるさなど
上記1、2のような症状が出ることがありますが、通常2~3日で治るので、心配ありません。
また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状が見られることもありますので、接種後30分間は、接種した医療機関内で安静にし
てお過ごしください。
帰宅後に異常が認められた場合には、医療機関にご連絡してください。
新型コロナウイルス感染症予防接種について
(注) 新型コロナウイルス感染症予防接種を無料で接種できる特例臨時接種は令和6年3月31日で終了しました。
令和6年度の新型コロナウイルス感染症予防接種は、65歳以上の方などを対象に定期接種を実施します。
定期接種に該当するのは下記の対象者や期間、及び回数に合致した接種のみです。
1つでも合致しない場合は任意接種となり、接種費用の全額が接種された方のご負担となりますのでご注意ください。
〇高齢者等の予防接種
・接種費用の一部助成があります(予防接種法に基づく定期の予防接種に限る)
以下の対象者は、接種費用の一部が助成(お住まいの市町で一部負担)されます。自己負担額や接種方法は、お住まいの市町によって異なりますの
で、詳しくは 市町保健担当課 こちら(PDF:47.6キロバイト)にお問い合わせください。
【対象者(接種日時点で1又は2に該当している必要があります。)】
- 65歳以上の方(令和7年3月31日までに65歳以上になっている方)
- 60歳以上65歳未満の方(令和7年3月31日までに60歳以上65歳未満になっている方)で心臓、じん臓又は呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方(障がい者手帳1級程度)
※2に該当される方は、受診時に身体障害者手帳等の提示が必要な場合があります。提示する証明書等についてはお住まいの市町によって異なりま
すので、詳しくは市町の保健担当課 こちら(PDF:47.6キロバイト)にお問い合わせください。
【一部助成で接種できる期間】
令和6年10月1日~令和7年3月31日まで
【一部助成で接種できる医療機関】
※予約が必要な場合もありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。
【接種回数等について】
毎年度1回
【使用するワクチンについて】
国が定めた、JN.1系統株に対応する新型コロナワクチン
使用するワクチンは医療機関によって異なりますので、ご希望のワクチンがある場合は、接種前に医療機関へお問い合わせください。
■使用が予定されているワクチン
(被接種者向けガイド 出典:独立行政法人医薬品医療機器総合機構)
〇上記以外の一般の方の予防接種
・上記対象者1、2以外の方は、任意接種となります。
任意接種とは、接種を希望される方がかかりつけ医などと相談し、その効果とリスクを理解した上で、個人の責任で接種を受ける予防接種です。
〇注意事項
【接種後の副反応について】
新型コロナワクチンの主な副反応として、注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み等がみられることがあります。
また、頻度は不明ですが、重大な副反応としてmRNAワクチンについては、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、組換えタンパクワク
チンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
医療機関の方へ
各種様式等は、以下のとおりです。印刷してご活用ください。※高齢者の定期予防接種において、国の定める報告基準に該当する副反応を診断した場合に、被接種者の同意を得て、所定の様式にて直接(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)へFAX(FAX番号0120-176-146)又は電子報告システム
こちら(外部リンク)から報告してください。
市町に重ねて報告する必要はありません。
報告基準は、上記Q&Aをご覧ください。
※国保連合会への請求時の報告書の様式です。