平成29年7月14日、フリーゲージトレインの技術開発に関する審議を行う「軌間可変技術評価委員会」が開催されましたので、その概要についてお知らせします。
概要- 「車軸の摩耗対策」は、今回の対策が相当程度の効果を有すると確認されたが、一部、十分な耐久性を有しないということが推定される。耐久走行試験に移行する場合は新たな対策を立案し、その効果を確認することが必要。
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「高速走行安定性」は、必要な高速走行安定性を維持できる走行距離を測定したところ約50万~約100万キロと見込まれる。耐久走行試験に移行する場合には、走行試験中に適切な頻度で回転ガタの測定等を行う必要がある。
- 前回の評価委員会において、通常の新幹線と比べ約2.5~約3倍とされた「経済性(コスト)」は、部品の再利用を行うことにより、約1.9~約2.3倍と見込まれた。
評価委員会の評価結果 (PDF:333.7キロバイト)