倒壊・損壊した古い建築物のアスベスト(石綿)にご注意ください。
豪雨災害で被災された皆様及びそのご家族の方々に、心から御見舞い申し上げます。
建築年代の古い鉄骨又は鉄筋コンクリート建築物は、アスベスト(石綿)を含む建材が使用されていることがあり、倒壊・損壊した場合、破損個所からアスベストが飛散する可能性があります。なお、木造建築物にもアスベストを含む建材が使用されていることがあります。
アスベストのばく露を防ぐために、次の点に御注意いただきますようお願いします。
アスベストとは
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アスベストは、極めて細かい繊維で、熱や摩擦などに強く、丈夫で変化しにくいという特性をもっていることから、過去に建材製品等に広く使用されてきました。
- アスベストの吸引により、10数年~40年程度の潜伏期間を経て、中皮腫、肺がん等の深刻な健康被害を引き起こす場合があります。
注意が必要な場合
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がれきや落下物等の移動や撤去を行う場合
- 一部倒壊・損壊した建物や屋内あるいはその周辺で作業を行う場合
- 解体等工事による粉じんの飛散がある場所に、近づくことがある場合
ばく露防止のための対策方法
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防じんマスクを装着してください。
- むやみに解体現場等には近づかないでください。
- アスベストが含まれている可能性がある建材については、破砕、切断等の粉じんが発生する作業は極力避けてください。この様な作業を行う場合、またこれら建材を含むがれきの移動や撤去の際は、できるだけ散水を行い、粉じんの発生を防いでください。
関連リンク
厚生労働省 アスベスト(石綿)に関するQ&A(外部リンク)
国土交通省 目で見るアスベスト建材(外部リンク:PDF)
佐賀県 アスベスト(石綿)に関する各種ご相談窓口
佐賀県 全ての解体等工事で石綿(アスベスト)の事前調査、調査結果の説明・掲示が必要です