佐賀県の有機農業支援制度
本県では、農業生産における環境への負荷軽減、またより安全・安心な農産物の生産拡大を図るため、環境保全型農業の推進について積極的に取り組んでいるところです。なかでも、有機農業については、一層の拡大を図るため、様々な支援事業を行っています。
(1) さが有機農業塾
有機農業者や有機農業を目指している農業者が、どのようにしたら有機農産物を安定生産できるのか、また有機農産物を消費者が求めやすくなるのか等について学ぶことができるように、有識者を講師に招き、年2回「さが有機農業塾」を開催しています。これまでの開催内容については、ホームページでご覧いただけます。
・令和5年度 第1回さが有機農業塾
・令和4年度 第2回さが有機農業塾
・令和4年度 第1回さが有機農業塾
・令和3年度 第2回さが有機農業塾
・令和3年度 第1回さが有機農業塾
(2) さが有機農業支援対策事業
有機農業の定着と取組拡大を図るため、有機農産物の認定申請料の一部を支援します。
【補助対象等】
1.令和6年度に新規の有機農産物(加工を含む)の認定又は年次審査による再認定を受けていること。
2.補助は3回を限度とし、団体で認証を取得した場合は、構成する農業者ごとに補助は3回を限度とします。
3.認証面積が5a以上であること。
4.県内在住者で、県内に圃場があること。
5. 年1回のみ申請できます。
6.タケノコ、キノコは対象外です。
【補助金額】
・有機農産物:上限5万円
・有機加工食品:上限5万円(有機農産物と併せて申請)
【申請受付期間】
令和6年4月3日~令和7年2月末日まで
【申請方法】下記の申請に必要な書類を佐賀県農林水産部農業経営課環境保全型農業担当まで提出(郵送可)
【申請に必要な書類】
(1)補助金交付申請書および実績報告書(様式第1号及び別紙1、団体認証の場合は別紙2添付)
(2)令和6年度に交付された有機農産物の認定証の写し
(3)認定申請料の請求書及び領収書の写し
※書類について下記の申請様式からダウンロードしてください
(3)環境保全型農業直接支援対策
農業者等が地球温暖化防止を目的とした農地土壌への地球温暖化防止効果及び生物多様性保全に効果の高い営農活動に取組む場合に支援を行います。
【対象者】
支援対象となる農業者の組織する団体(本交付金に取組む農業者が2戸以上で構成)
【支援対象となる農業者の要件】
(1) 主作物について販売することを目的に生産を行っていること
(2) みどりのチェックシートに定められた取組を実施していること
(3) 推進活動に取組むこと(技術向上や理解促進に係る活動等)
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環境負荷低減のチェックシート |
【支援対象取組】
化学肥料・化学合成農薬を原則5割以上低減する取組とセットで行われる以下の取組
<全国共通取組:全国で共通した支援対象となる取組>
カバークロップ、リビングマルチ、草生栽培、有機農業、炭素貯留効果の高い堆肥の水質保全に資する施用、不耕起播種、長期中干し、秋耕
有機農業の取組拡大の取組
<地域特認取組:地域を限定して支援の対象とする取組>
冬期湛水管理、総合的病害虫・雑草防除(IPM)
(写真:カバークロップ) (写真:冬期湛水管理)
(支援対象取組と単価について)
・環境保全型農業直接支払交付金
・有機農業の取組における支援対象となる作物の判定について - 検索 (bing.com)
※ 農林水産省の有機農業関連情報(外部リンク)