企画展示「大正・昭和の改元と天皇即位」 最終更新日:2023年3月3日 Saga Prefectural Government ArchivesHOME館の紹介利用案内企画展示刊行物等アクセスリンク集 企画展示「大正・昭和の改元と天皇即位」 概要 令和の改元と天皇即位にあわせて、大正・昭和の改元および天皇即位に関する企画展を開催しました。当時の改元や天皇即位に関わる儀式について紹介するとともに、佐賀県庁における元号の伝達や県内で行われた祝賀行事・記念事業について展示しました。(展示数13点)【会期:平成31年4月3日~7月28日】【展示の構成】 1.践祚(せんそ)と改元 2.大正・昭和の御大礼(ごたいれい) 3.地方饗饌(きょうせん)と記念事業主な展示資料紹介改元につき文書番号更新の件(大正元年7月31日) 改元が行われると、国の法律や命令、その他の文書番号はすべて更新され、1から開始されました。 県でも同様に県令や告示等の令達、収受・発送文書の番号を更新することとし、知事が知事官房・内務部・警察部宛てに命じました。参列者心得と参入証見本(昭和3年)昭和天皇の御大礼に際し、全国各地で地方饗饌が催され、高等官や有爵者、議員、市町村長、学校長、功労者等が招かれました。佐賀県では、昭和3(1928)年11月16日に佐賀中学校(現・佐賀西高等学校)の校庭で行われました。 この資料は、招待者へ配られた参入証と参列者心得の見本です。参列者心得には、時刻や場所、服装の注意点について記載されています。賜饌場の設備と賜饌品について(昭和4年)この資料は、昭和天皇の御大礼の際に県内で行われた行事についてまとめた『御大礼記録資料』です。 賜饌場(地方饗饌の会場)の装飾や招待者へ配付する賜饌品について記載されています。会場のテント内には、75卓の机が並べられ、料理や菓子が入った折詰、お酒、記念杯が招待者2,100人分、配置されました。