佐賀県生まれの新しいスギ「サガンスギ」 最終更新日:2024年9月19日 期待の新しいスギ サガンスギが誕生! 森林は、「伐って、使って、植えて、育てて、また伐る」というサイクルをつくることで持続的に利用できる資源です。 しかし、木を育てるには、時間や労力・経費がかかります。 こうした課題解決に応える救世主として、新しいスギ「サガンスギ」を県が開発しました。 全国で最も早く着手!半世紀以上をかけた開発の歩み サガンスギが佐賀の森林(もり)づくりを変える! サガンスギは、従来のスギと比べて1.5倍の速さで成長し、30年で木材として利用できるようになります。 さらに、1.5倍の強さと花粉量の少なさという3つの特徴を兼ね備えています。 早く成長することで、早く収入が得られ、林業の好循環を生みます。佐賀の未来を託されたサガンスギで森林が元気に生まれ変わります。 ○開発過程やサガンスギの特徴について、詳しくは林業試験場のページをご覧ください。 ○サガンスギのチラシは以下をご覧ください。 サガンスギのチラシ (PDF:802.8キロバイト) サガンスギ情報 サガンスギがデビューしました 令和4年2月24日、県立厳木高等学校の創立70周年記念式典において、サガンスギの初出荷・初植樹式典が行われました。 当日は山口知事も出席され、厳木高校の生徒と一緒にサガンスギの記念植樹を行いました。 ○当日の様子は、「知事の活動レポート」をご覧ください。サガンスギのテーブルを設置しました 令和5年5月1日、SAGAサンライズパーク内に開放的なオープンテラスの空間、「パークテラス」がオープンしました。パークテラスには、佐賀県産の木材が使用したテーブルが設置されていますが、その一部にサガンスギのテーブルもあります。サガンスギのロゴマークが刻印されていますので、訪れた際はぜひ使ってみてください。 「サガンスギフィールド」を整備しました サガンスギは、令和4年2月に苗木の出荷が始まったばかりで、その姿を見ることができる場所は限られています。 そこで、佐賀市富士町にあるレイクサイド北山(佐賀県立21世紀県民の森)に「サガンスギフィールド」を整備しました。 サガンスギと従来スギを植栽してあり、その成長を見比べることができます。 また、森林学習展示館では、サガンスギの苗木や紹介パネル等の展示を行っています。 サガンスギと従来スギの板を実際に踏み比べて、その強さを体感するコーナーもありますので、ぜひお越しください。サガンスギフィールドの様子森林学習展示館の展示室(入口から右手)にサガンスギのパネル等を展示しています。サガンスギと従来のスギの板を設置しているので、踏み比べてみてください。 ○「佐賀県立21世紀県民の森」のホームページはこちら(外部リンク)をご覧ください。 サガンスギの取り扱いについて サガンスギは、佐賀県で開発された重要な知的財産であり、その苗は県外への持ち出しが禁止されています。 佐賀の「宝」を大切にし、みんなで守り、育てていきましょう。