【議事事項】
○資料1-1-1及び1-1-2により、県環境センター及び九州電力から、令和6年1月から3月までの環境放射能調査結果について、空間放射線及び環境試料中の放射能とも異常は認められなかったことを説明した。
○資料1-1-3により、県環境センターから、モニタリングポスト田野局の移設に向けた準備状況について説明した。
〇資料1-2-1により、県環境センターから、令和5年度の環境放射能調査結果について、空間放射線及び環境試料中の放射能とも異常は認められなかったことを説明した。
また、資料1-2-2により、前回会議で報告していた令和5年度第3四半期に行った環境試料中のγ線スぺクトロメトリー測定結果の一部に誤りがあったことについて、調査結果に影響はなかったこと、経緯と原因調査、再発防止策を報告し、再解析した結果に訂正することを説明した。
○資料1-3により、県玄海水産振興センターから、令和5年度の温排水影響調査結果について説明した。
○資料1-4により、九州電力から、令和5年度の玄海原子力発電所周辺海域環境調査結果について説明があった。
○議事事項に対して委員からの意見等は無かった。
【報告事項】
○資料2により、九州電力から、令和6年1月から3月までの玄海原子力発電所の運転状況及び玄海1、2号機の廃止措置の実施状況を報告した。
【その他】
○資料3により、九州電力から、令和6年3月26日に玄海原子力発電所4号機の出力降下中に一時的な運転上の制限逸脱があったことについて説明があった。
・守田委員から、同様の事例の有無と予想される原因について質問があり、九州電力から、玄海では初めてだが、他社では事例があり、出力降下時には出力偏差が拡大する傾向にあり、中性子束検出器の指示値の揺らぎが重なって一時的に運転上の制限値を超過したものと考えていると回答した。
・田邉委員から、1/4炉心出力偏差の運転上の制限値である1.02からどれくらい逸脱したのか質問があり、九州電力から、警報の発信時は1.022であり0.002超えたと回答した。 |