令和6年度食品、添加物等の夏期一斉取締りの実施結果を取りまとめました
県では、食中毒等の食品に起因する危害の発生を防止するため、毎年7月から8月の2ヶ月間に、食品、添加物等の夏期一斉取締りを実施しています。この度、令和6年度の実施結果を以下のとおり取りまとめましたので、お知らせします。
1.実施期間
令和6年7月1日から令和6年8月31日まで
2.食品取扱い施設に対する立入検査結果
県内5保健福祉事務所および食肉衛生検査所の食品衛生監視員が、食品衛生法に基づく営業許可施設(1128施設)及び営業届出施設(425施設)に立入検査を行ったところ、食品衛生法違反2件(無許可営業)を発見しましたので、営業を止め許可を受けるよう指導を行いました。
3.食品の抜き取り検査結果
県内に流通する食品207検体について検査を行った結果、成分規格違反の食品を1検体発見しましたので、衛生指導を行いました。
4.食中毒発生状況
夏期一斉取締り期間中に、魚介類販売施設においてアニサキスによる食中毒が1件発生しました。
アニサキス食中毒とは
アニサキスと呼ばれる寄生虫が寄生したアジやサンマやイワシなどの魚介類を生で食べることで、胃や腸の消化器系粘膜からアニサキスが体内に侵入
し、嘔吐や悪心、腹痛などの症状を呈する食中毒です。アジやサンマやイワシなどを生食する際には、下記のことなどに注意し、アニサキスによる食中毒
を予防してください。
- 加熱料理を行う。
- -20℃で24時間以上冷凍する。
- 簡単な酢漬け処理やしょう油、ワサビなどでは、アニサキスは死滅しません。
5.リンク