【議事事項】 ○資料1-1-1及び1-1-2により、県環境センター及び九州電力から、令和6年7月から9月までの環境放射能調査結果について、空間放射線及び環境試料中の放射能に異常は認められなかったことを説明した。また、前回会議で報告した、一部の電離箱式検出器に降雨によらない変動がみられたことに関して、資料1-1-1(参考)により、前回会議以降に実施した原因調査や事象の経過について報告した。さらに、前回会議において委員より、一部の電離箱式検出器に見られた降雨によらない変動がみられたことに関して太陽フレアの影響の可能性をコメントいただいたことから、磁気嵐の観測状況について調査し、各線量率計において特異な変動は見られなかったことを報告した。 ・岡﨑委員から、資料1-1-1(参考)中に記載の「線源照射試験」という言葉では、試験の内容が分かりづらいとの意見があり、県環境センターから適切な表現に変更すると回答した。 ・出光委員から、資料1-1-1(参考)の入野局の異常値の原因について質問があり、県環境センターから、原因は分からず再現性もなかったため、機器の健全性を経過観察とともに確認し、測定を再開した旨回答した。 ○資料1-2により、県玄海水産振興センターから、令和6年度夏季の温排水影響調査結果について説明した。 ○資料1-3により、九州電力から、令和6年度春季・夏季の玄海原子力発電所周辺海域環境調査結果について説明した。 ○資料1-4により、九州電力から、玄海原子力発電所3、4号放水口モニタ検出器及び計測装置の取替について説明した。 ○資料1-5により、県環境センターから、空間放射線量率の測定機器(検出器)等の更新について説明した。 ○議事事項(2)から(5)については、委員からの意見等はなかった。 【報告事項】 ○資料2により、九州電力から、令和6年7月から9月までの玄海原子力発電所の運転状況及び玄海1、2号機の廃止措置の実施状況を報告した。
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