【議事事項】
○資料1-1及び1-2により、県環境センター及び九州電力から、令和5年4月から6月までの環境放射能調査結果について、空間放射線及び環境試料中の放射能とも異常は認められなかったことを説明した。
・第2四半期に調査予定の唐津市神田浄水場が現在、稼働していないため、今年度の採水は行わないこととし、調査計画から削除することなど報告し異論はなかった。
○県環境センターから、県の走行サーベイの測定機器の特性を把握するため、県の測定機器とNaIサーベイメータの測定値の比較調査を行い、概ね同程度の値を示したことを説明した。
・田邉委員から、県の走行サーベイでは、低線量率帯で測定を行った際に、ある程度の誤差が出ることはやむを得ないということをどこかに明記したほうがよいとの意見があり、県から、意見を踏まえて、今後検討すると回答した。
【報告事項】
○資料2により、県原子力安全対策課から、令和5年4月から6月までの玄海原子力発電所の運転状況及び廃止措置の実施状況を報告した。
【その他】
○資料3-1により、九州電力から、玄海1、2号機の廃止措置の実施状況を説明した。
○資料3-2により、九州電力から、令和5年度第1四半期の原子力規制検査において、
指摘を受けた事項について説明した。
○資料3-3により、九州電力から、玄海3、4号機の取水口温度が正確に測定できていない期間があったことを報告した。
・田邉委員から、この件は議事事項ではないかとの質問があり、県原子力安全対策課から、温排水影響調査結果に影響しないことは確認したが、議事事項として報告すべきだったと考えられ、議事録には残したいと回答した。 |