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国選定(文化的景観の部)

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■国選定重要文化的景観の部■ 

 

県内の重要文化的景観と選定基準

 文化的景観とは、「地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で我が国民の生活又は生業の理解のため欠くことのできないもの」と規定されています(文化財保護法第2条第1項第5号)。佐賀県内では唐津市相知町に所在する「蕨野の棚田」の1件が重要文化的景観に選定されています。
 国が定めた重要文化的景観の選定基準は下記のとおりです。

一 地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された次に掲げる景観地のうち我が国民の基盤的な生活又は生業の特色を示すもので典型的なもの又は独特のもの
 (1)水田・畑地などの農耕に関する景観地
 (2)茅野・牧野などの採草・放牧に関する景観地
 (3)用材林・防災林などの森林の利用に関する景観地
 (4)養殖いかだ・海苔ひびなどの漁ろうに関する景観地
 (5)ため池・水路・港などの水の利用に関する景観地
 (6)鉱山・採石場・工場群などの採掘・製造に関する景観地
 (7)道・広場などの流通・往来に関する景観地
 (8)垣根・屋敷林などの居住に関する景観地
二  前項各号に掲げるものが複合した景観地のうち我が国民の基盤的な生活又は生業の特色を示すもので典型的なもの又は独特なもの


重要文化的景観 蕨野(わらびの)棚田(たなだ

【選定日】平成20年(2008)7月28日
【所在地】唐津市相知町平山上ほか
【選定基準】(1)水田・畑地などの農耕に関する景観地
 
棚田
高石垣
大平展望所からの棚田の風景
高石積み
 「蕨野の棚田」は、唐津市相知町内に所在し、八幡岳の馬蹄形状をした北向きの急斜面地に約36haにわたってひろがっている。棚田の石積みは野面積みを基本とし、平均の高さは3~5m、高いものでは8.5mに及ぶ。八幡岳山中には棚田の水源となる2つの溜池がある。
 棚田の築造には二つの特徴がある。一つは「石垣棟梁」と呼ばれる専門の石工とこれを手伝う村人が、「手間講」と呼ばれる協同の石築作業を行い、石積みの維持管理を支えてきたという点である。もう一つの特徴は、棚田に水を配分する水利システムとその構造である。棚田の築造は、少なくとも江戸後期にまで遡ると考えられるが、現存するものの大半は明治から昭和20年代までに形成されたものである。
 「蕨野の棚田」は、棚田とその周辺の森林及び水利システムが、固有の石積技術や地域の協同作業に基づいて維持されるとともに、それらの有機的な関係が、一体の土地利用として発展した重要な文化的景観である。
蕨野の棚田
蕨野の棚田
棚田の鳥瞰空からみた蕨野の棚田全景

     

範囲図
【蕨野の棚田の位置・範囲地図】
(唐津市2020『重要文化的景観「蕨野の棚田」整備計画』から転載)

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